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11月の双子

アイココのブログ

「正義」も「価値」も、「罪」も存在しない

 

誤解を恐れずに 言葉にしてしまえば

 

正義 も、価値 も    罪も

この世に存在しません。

 

 

個人的に

価値、という言葉は、

人と話をするときに、伝えたいことを伝えるために

理解してもらいやすいなら…と

便利な言葉として 時々使ってきましたが

これからはなるべく、使わずに生きていこうと思っています。

 

これらの言葉を使う時、

根底には、ジャッジメントが入ります。

 

でも、魂の道を歩みだすと

気付き始める…  思い出し始める?こと

 

 

目に見えることでも

目に見えないものでも

 

すべてにおいて、ジャッジメントは不要です。

ジャッジする必要が、ないのです。

 

 

自分がこんなネガティヴなことを思ってしまった、

ダメだなぁ、自分!

なんて、そんなふとした瞬間の自分をジャッジしてしまった

自分自身のことも、ジャッジ不要です(笑)

 

 

自分は、なんのために生まれてきたのか。

 

 

誰もが、もがいて生きる時ほど

思うことかもしれません。

 

 

究極、それがわからなくたって、良いのです。

 

 

これまでは    

 

頭でよく考えて生きろ

でなければ  この危険な世界で生き残れないんだぞ

罪のある人間は、地獄におちるんだぞ

 

と、脅されながら生きてきたこの世界ですが

 

頭でわからなくても、私たちのハートは

どうやって生きたらいいか

本当はいつもわかっていて

 

でも、その微かなハートの声を

私たちの強い思考や  

人からどう見られるのかという不安や

押し付けられてきた常識とかが

つぶしてしまってきた。

 

 

自分が、これまでの自分のすべてを受け入れて、生きること。

 

自分が、今の自分をまっすぐ愛して、生きること。

 

 

このプロセスで  どんどん自分を許していくことになり

 

不思議と、どんどん周りのすべてを  許す自分になり

 

軽く、楽になっていきますね。

 

 

人生で

とても  とても  つらい時間というのは、あります。

 

 

私自身、実の父親をひたすら憎むことで

なんとか己を生かしていた

そんな子供時代の日々もありました。

 

子供時代の一つのエピソードでそれですから、

大人になってからも、いろいろある人生でしたけれど(笑)

 

そんな自分もすべて、ありのままでよい。

 

 

とても  とても  つらい時

 

それまで感じたことのない

見たくもなかった己と出会うこともあるでしょう。

 

それで、よい。

 

すべての自分を  ねじ曲げる必要はないのです。

 

だって、その時の自分は、そのように生きていた。

 

その瞬間、そのように在った。

 

それだけなのです。

 

 

宇宙    或いは、大いなる存在、とでも呼べばよいのか

 

命と魂の源は、

ただ、自分という「存在」を、

自分で感じてみたかった

 

シンプルに、それだけのようです。

 

そしてたくさんの「自分」に分かれて生まれてみて

たくさんの経験をしてみたい。

 

 

私たちは  宇宙の一部であり

 

それ全体であり

 

神の愛  そのものを体現しているだけです。

 

 

神、というと、宗教の枠にはめて捉えられそうかな?

 

自然、宇宙、根源の存在

呼び方は、なんでもよいのですがね

 

大いなるそれは、ジャッジしません。

 

 

人間が雑草と呼ぶ  葉っぱの一枚も

 

月も  太陽も

 

ホームレスで今を過ごしている人も

 

どこかの大企業の社長も

 

年収数億円のアーティストも

 

主婦も

 

何らかの理由で、毎日ベッドの上にいる人も

 

虫も  動物も

 

砂の一粒も

 

 

すべての存在が

すべての感情が

大いなる存在にとって

ただの愛する  自分でしかない。

 

 

 

何かが できる自分とか

 

何かが できない自分とか

 

自分を条件付けて、ジャッジせずに

 

 

今のあなたを  素直に生きたなら

 

この世界は、あなたのすべてを祝福します。

 

 

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小田和正さんライブ -生まれ来る子供たちのために-

 

1ヶ月ほど前に、初めて、小田和正さんのライブを見ました!

一度は、生歌を聴いてみたい…と長年思っていたアーティスト。

行けて、聴けてよかった。

 

最近、ライブ会場で、度々感じること。

 

自分自身ももちろん楽しんでいるのですが

 

老若男女問わず、その会場に集まった皆さんが

本当に楽しんで、笑って、踊って、聴き入って、泣いて…

その様子に感動したり、涙したり、心があたたまる自分がいます。

 

幼い頃に、いちばん感動した…聴く度にどうしようもなく心がふるえて

(幼子ながら) こっそり涙していた曲が We are the world だったのですが

 

自分の魂の目的…?

何よりも心がふるえて、これこそが自分が求めていることなのだ

と感じることは、やはり物心ついた時から変わらないというか

まぁ、変わりようがないものか。。

 

人々が、とても純粋に、愛のある方向へエネルギーを向けている姿を見ると、

強く  深く、胸を打たれるのですね。

 

スポーツ観戦の時でも、選手の姿にはもちろんのこと、

真剣に応援している人々の姿に、泣いてしまうという。

 

今、ともに世界を生きている人・ひとりひとりが

 

その人 本来の輝きで、純粋な姿で在ること…

そこには、愛と喜びが溢れる。

 

そんなエネルギーを感じる時、

私の魂は  うれしくて仕方ないようです。

 

小田和正さんの音楽とともに歳を重ねてきたであろう、人生の諸先輩方が

 

シンプルで深い…多くが希望に満ちた歌詞を

美しく 力強いメロディで

小田さんとともに歌う。

 

本当に、子供が懸命に合唱するようにね、

小田さんを一心に見ながら、

大きく口を開けて、

みんなで歌っているのですよ。

 

思い出して、涙出てきた(笑)

 

本当に素晴らしいライブのことは、

『言葉にできない』ですね(笑)

する必要も、ないのですが ( ^  ^ )

 

 

私は大家族の末っ子として育ち

家族はみんな音楽が大好きでしたので、物心ついた時から

家ではレコード、またはカセットテープで、いろんな音楽が常に流れていました。

 

オフコースの名曲も度々流れていましたが

私が自分でカセットテープを再生して聴いた、小田さんの最初の曲は

 

『生まれ来る子供たちのために』でした。

 

姉が、たぶん自分で気に入っていた曲?たちを60分ほどのカセットテープにいろいろダビングして、私にくれたのですが

そのテープに、小田さんのこの曲が入っていました。

 

まだ、小学校の高学年か、中学一年くらいだったか…

何度か聴くうちに、

 

ー この曲は、とてつもない力を持っている ー

 

ー とても、大切なことを、歌っている ー

 

そう、感じるようになりました。

テープの中の小田さんと一緒に歌いながら、何度も泣いていました。

 

私にとって、本当に大切な曲となりました。

 

 

……なのにね、こないだライブ行った時は、

なぜかその曲のことだけ、すっかり、

もう、すーーっかり!頭から抜けていたんです!(笑)

 

ボリュームたっぷりの小田さんのライブ。

名曲の数々を堪能し、満たされた思いでなんにも考えず、訪れたアンコールの時

 

 

♪ おお くの     あやま ち を…♪

 

 

小田さんが

『生まれ来る子供たちのために』を、歌い始めました。

 

 

面白いもので、タイトルを思い出す前に、心が反応しました。

 

心がどうしようもなくふるえて

 

これだ!

これだよ!!

この曲を受け取りに来たんだよ!!

 

 

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それまでさほど泣いてなかったのですが

この曲が始まった途端に

胸のずっと奥の方から  

静かに  でも熱い涙がこぼれ続けていました。

 

なぜ今、このタイミングで

小田さんのライブに来たのか、

すべてが腑に落ちました。

 

 私たちは日々、つい頭であれこれ考えながら生きてしまうものですが

 

ハートと体は、必要なものをすべて、わかっているのでしょうね。

 

 今の自分が、改めて

この曲と、出会う

この曲を、思い出す  

必要があったのでしょう。

 

 

ー 本当の自分で、生きて行きたい ー

 

そう心から願うようになった日々に

 

大切なことは、最初から自分の中にあったんだよ、と

この曲が、再び私の元を訪れてくれました。

 

 

『生まれ来る子供たちのために』

                  作詞・作曲  小田和正

 

多くの過ちを  僕もしたように

愛するこの国も  戻れない  もう戻れない

 

あのひとがそのたび  許してきたように

僕はこの国の  明日をまた想う

 

広い空よ  僕らは  今どこにいる

頼るもの  何もない

あの頃へ帰りたい

 

広い空よ  僕らは  今どこにいる

 

ー 生まれ来る子供たちのために

        今  何を語ろう ー

 

何を  語ろう

 

君よ  愛するひとを  守り給え

大きく手を拡げて

子供たちを抱き給え

 

ひとり  またひとり  友は集まるだろう

ひとり  またひとり  ひとり  またひとり

 

真白な帆を上げて

旅立つ船に乗り

力の続く限り

ふたりでも漕いでゆく

その力を与え給え

勇気を  与え給え

 

 

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youtu.be

 

 

 

 

ハーブを食べる楽しみ 〜パンとハーブ〜

 

ベランダガーデニングを始めて一年と少し。

初心者でも育てやすいハーブたちから始めて

 

日々、収穫の楽しみも味わっています。

 

野草、と大きく一括りにされるけれど、

ひとつひとつの葉姿や香り、繊細なお花たちの美しさも感じながら。

 

 

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右はチャービル。

今年の第一弾はもう枯れて終わってますが、

5月くらいまで少しずつ食べて、時には繊細な葉とお花を飾って愛でながら楽しみました♪♪

 

 

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チャービルは、血中の毒素を消してくれたり

ビタミンC、鉄分、マグネシウムが豊富だそうです。

最近はケーキやカフェのスイーツメニューでもよく使われていますね。

お料理にも、スイーツにも合います。

私が最初に気に入った食べ方は、パンにバターとメープルシロップ

そこにチャービルをのせて食べるトーストです☆

 

 

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お気に入りのパン屋さんの厚切り食パンで

このトーストするのが美味しくて、幸せなひと時でした(笑)

9月くらいに、今度はチャービルを種から育ててみようかなぁと考えています。

冬まで楽しめたらいいな、と ( ´ ▽ ` )

ブルーベリージャムと合わせるのも美味しかったー。

 

 

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今年、育てるのが2度目のバジルは

10号鉢でどどーん!と、バジル畑になっています(笑)

 

 

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毎日のようにサラダで食べたりしてますが、

お気に入りレシピのひとつがバジル味噌!

簡単に作れて、いろんなお料理に使える。

作り方は、バジル味噌で検索するといろんな方のレシピがありますので

自分の好みの味付けにしていくとよろしいかと。

パンにバジル味噌を塗ってチーズトースト…

こちらも美味しい!

 

 

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バジル、オレガノ、タイムをトマトとチーズのトーストに使ったり。

 

 

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今、自宅では基本的にはマヨネーズを使っていないので、

ゆで卵にごまドレッシングを和えてのチーズトースト…

これは、玄米マフィンだったかな。

こちらもハーブの風味が合って美味しかったです。

 

 

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チーズ大好きなので、本当は毎日でも食べたいのですが

何気に、アレルギー体質でして(泣)

基本的にはチーズは外食での楽しみ・時々買って自炊の時にハーブと合わせて楽しんでます。

 

 

サラダやスープに使ったり、

フレッシュハーブティーにしたり

パンと合わせてのメニューは、

ハーブを簡単に取り入れることができてよいですね☆

今回は手軽なパンメニューのご紹介でした。

レシピ紹介というより、自分の覚え書きな感じです。

美味しい!て思っても、どんな食べ方をしたか、すぐ忘れてしまう人でして ^_^;

 

育てる楽しみ。

生活の場に美しい緑とお花たちがある喜び。

収穫して使う嬉しさ。

無農薬という安心も

身体への労りになったり、ハーブの香りだけで心身が癒されたり

実際、薬草として体調不良に役立ったり。

毎日のお天気…季節の移ろいを感じやすくなったり。

 

この一年だけでも、ハーブやお花たちと暮らす豊かさをたくさん、感じています。

 

 

藤城清治さん -光の絵-

90歳を過ぎてもなお、溢れる制作意欲、平和への愛と希望の強さ

 

一度は直に作品を拝見したいと思っていた、藤城清治さんの展覧会へ行きました。

 

画集で見て 一瞬にして涙が溢れた、

「クリスマスの鐘」という絵の展示はありませんでしたが

それのポストカードは販売されていました。うれしい。

 

私の故郷である北海道は札幌の時計台の作品も!うれしい。

私の地元・函館の夜景も描かれたことがあるそうで、いつかぜひとも見てみたい…

藤城ワールドで表現される、愛する函館の景色…

なんだか、想像するだけで涙が出そうです。。

 

 

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今日は、別の作品との出会いで、涙が溢れました。

 

広島と長崎を描いた作品のコーナーでした。

 

原爆で窓枠がひん曲がり、かろうじて面影を残している

日本赤十字病院の一部であった建物。

 

原爆や戦争という、誰にとっても痛みでしかないものの象徴である

その残された病院跡の背景には、烈火を思わせる  炎。

 

光のメルヘン作品の世界で、

私たちの生きてきた世界を生々しく浮かび上がらせながらも

 

時を重ねた 痛々しいその建物の上には

 

藤城さん自身であるとも語られる

無邪気で純粋な小人の後ろ姿と、

可愛らしく伸びる緑色の新芽。

 

その小人が力強く両手を広げ、空を仰ぎ

愛と光を送る先には

 

真っ赤な折り鶴たちが

皆で隊列を組み 十字の形を表しながら

病院跡から、空へと還っていく。

 

 

私たちは人間として

時に 大きな

時に 小さな

悲しみを生むような選択をしてしまう。

 

でも、私たちには、それを癒す力が、必ずある。

 

戦争でも    日常の、些細なことでも。

 

外側の誰かのせいにするのではなく

それでいて、自分一人で重荷として背負うのでもなく

 

共にこの地球で生きる

「私たち」が「私たち」を傷つけてしまった…

 

してしまった行いも

受けてしまった傷も

互いの悲しみも、痛みも

全てをありのままに認めて

愛を持って包むことが、必ずできる。

 

人間には、ちゃんと、その力がある…

 

 

どこか遠いところに、神様や仏様がいる天国があるのではない。

 

私たちの心が、

今いる場所を

今いるこの一瞬を、

光に変えることができる。

 

藤城さんの作品の、

圧倒的なまでの純粋な美しさと強さ

生きとし生けるものすべての存在への優しい眼差し

 

愛の中で

ほんとうの自分で生きる人の作品は、

全ての存在が平等であり

全てが愛でしかないことを、表現してくれています。

 

 

今日という日に、感謝をします。

 

 

 

 

『愛』

 

真の愛には  始まりも、終わりもありません。

 

己の内側にそれを感じた時、

 

それまでの人生がいかに、目に見える幻に

 

誰かの都合良いように作られた何らかのルールに

 

たくさんの制限を課す、常識という何の意味も持たない枠に

 

…それらに、自分というエネルギーをどれほど閉じ込めて生きて来たかを、思い知ります。

 

 

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外側への何か…

人でも、物事でも

何かの対象に燃え上がり、燃え尽きる…

 

真の愛は、そのようなエネルギーではありません。

 

もちろん、インスピレーションに従い行動を起こしたり

人や物事に一つ一つフォーカスして思考と選択、行動をして生きること

 

人間として生きるには、これらは日々、当たり前のようにしていることですし、

 

何事も その時の自分に必要であるから与えられ、それを体験して生きている。

 

燃え上がる感情の体験だって、自分という人間に

その時、必要で与えられたギフト。

 

 

ただ、私は、ほんとうの自分を思い出すことのないまま

 

とても表面的な…エゴが自分と思ってしまうリトルセルフや、

物質世界で当たり前とされる価値観に染まったまま、生きてきたのだろうと

 

3年半ほど前に、気付いたのです。

 

私の魂が、小さな思考の数々など押しのけて

己の根源がただ 愛 であることを教えてくれた時に。

 

目に見える世界のすべてがひっくり返り、

それまでのリトルセルフで生きて来た自分を一気に壊しそうなほどのエネルギーで魂は愛を歌い、

 

それまでの価値観で縛られていた思考と、魂とのせめぎ合いが始まりました。

 

そこから地道に、少しずつ

私という人間の生き方を、

魂と天に明け渡して来ました。

 

人間は怖れから、多くの思考とそれまでの記憶データをフル稼動し

未来に不安を感じ

 

胸の奥からの声に耳を傾けることなく… 

思考でそれを捻じ伏せ、日々を生きてしまう。

 

ほんとうの自分とは、ただ愛の存在です。

 

怖れや不安は、赤ちゃんの頃から周りにすり込まれたり、

 

己の体験から感情を増幅させて、自分で巨大なモンスターに作り上げてしまった、幻です。

 

その幻に支配されて、ほんとうの自分が見えないまま、私は生きて来たのでしょう。

 

 

真の愛は、永遠の泉のようです。

 

その源は、宇宙の根源そのもので無限。

 

湧き出でて、ただ愛として、

始まりも、終わりもなく、在るもの。

 

ただ愛として今にいることこそが、ほんとうの自分であり、宇宙の真理なのでしょう。

 

太陽が、東から昇るように。

 

 

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天の理に逆らって、

西から太陽を昇らせようとしても

誰がそのようにできるでしょう。

 

 

自分という存在へも

 

この世界のすべてに対しても

 

魂の伴侶という存在へも。

 

内側から永遠に湧き出でる愛を否定するならば

 

それは、己の命そのものを否定するようなもの。

 

 

外側の事象に揺れ動くこともなく

 

真実の愛は、永遠不変です。

 

 

 

 

 

『雪のじいさん神さまのお話』

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とある島に、雪の神さまがいます。

雪のように白いひげと 眉毛は ふさふさと長く、風に揺れては銀色に輝きます。

 

雪を降らす時、万物に公平である神さまは、ただ、雪を降らせます。

その冬の間に、雪にしなければいけない雪水晶が、じいさんの元にどんどん運ばれてくるのです。

 

神さまたちの長である、大神さまの打つ太鼓の拍子に合わせて、様々な雪を降らせます。

 

どんなに雪が積もり氷に閉ざされても、じいさん神さまの目には、植物や、動物や、人々の暮らしが見えます。

どんなにビュウビュウ吹雪いても、じいさん神さまの耳には、植物や、動物や、人々の声が聞こえます。

 

「じいさんや、雪が重すぎて枝が折れてしまうよ」

かりんの木が言いました。

 

「じいさんや、もう木の皮もなく食べるものがない、雪も氷も勘弁しておくれ」

山の鹿が言いました。

 

「神さまよう、俺たち何か悪いことしたのか。

 実りの少なかった秋の次にこの雪じゃ、俺たちいよいよだ、神さまよう」

里の人々が言いました。

 

でも雪のじいさん神さまは、黙々と仕事をします。

雪水晶が、風の神さまの使いによって、どんどん、じいさん神さまの足元に積まれていきます。

ひと山向こうまで見通せそうに透明で、それでいて覗き込めばこちらの瞳が碧くなりそうな雪水晶を、じいさん神さまが両手に包み ふうっ、と息を吹きかけます。

じいさん神さまの皺の深い大きな手の平から、生まれたての雪が山へ里へと飛び立っていきます。

 

そのようにして、運ばれて来る雪水晶をちゃんと雪にしなくては

大神さまの太鼓と、雪のじいさん神さまの仕事の拍子が合わなくなり

そんな日が長く続くと、命という命が生きられない世界ができてしまうのです。

 

とても心優しいじいさん神さまのために、大神さまは一週間だけ、生き物達のために泣いてよいと言いました。

 

初雪の一週間前には、どこにどれほど雪を降らせ、どれほど吹雪き、どんなに山を里を凍てつかせるか、じいさん神様には、このひと冬の様子がわかります。

 

 すまんのう、かりんの木よ

 湿ったあの雪、どんなにか重かろう

 

 すまんのう、山の鹿よ

 腹を空かせたその身に、吹雪が痛かろう

 

 すまんのう、人間よ

 身動き取れぬほどの雪の中

 それでもわしに祈ってくれるのか

 

 子を守り、田畑を守るため

 残り少ない米を団子を

 わしに捧げてくれるのか

 

じいさん神さまは、ぽろぽろ、ぽろぽろ涙を流します。

涙が ふさふさの白く長いひげをつたい落ちるころ、

ひげの先から小さな小さな生き物が、ふわふわと優しく飛んでいきます。

 

お尻に雪のような綿毛をつけた、小さな雪虫です。

 

じいさん神さまの涙は、ひげをつたい落ちる間に雪虫となり、山へ里へ飛び立ち

かりんの木や鹿や人々のまわりを、優しくふわふわ飛ぶのです。

 

冬らしく冷たくなった風に身を縮こませていた植物も、動物も、人々も、

かわいい綿毛をつけた雪虫がふわふわ舞うと

 

「じいさん神さま、今年も泣いているのかい」

と、雪虫に話しかけるのです。

 

「じいさんや、去年より幹も太くなったんだ、がんばるさ」

雪虫が飛ぶと、かりんの木が、言います。

 

「じいさんや、それがあんたの仕事だろう、気にしなさんな」

雪虫が飛ぶと、山の鹿が、言います。

 

「神さまよう、そんなに泣くなよ、わかってるさ。

 俺たちはあんたに生かされてるんだ」

雪虫が飛ぶと、里の人々が、言います。

 

じいさん神さまは 生き物達のことを思い、

一週間 泣いて泣いて泣き続け、

たくさんの雪虫達がじいさん神さまの思いを伝えます。

 

あなたの手の平にとまった その雪虫

じいさん神さまの優しい涙なのです。

 

ぴーんと澄んだ空気の張りつめた、世界中の音を一瞬消したようなその朝

白い雪が舞い始めます。

 

生き物達の声を聞きながら、じいさん神さまがあっちへこっちへ、雪を降らせます。

 

心優しい 雪のじいさん神さまのお話でした。

 

 

《終わり》

 

 

 

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( こちらは北海道によく生えているナナカマドの木。雪が積もると赤と白が美しいです。

 冒頭の写真は道南にある駒ヶ岳

 3年ほど前に書いた童話の存在を思い出し、特に日の目を見ていないので(笑)今はすでに春ですがUPしてみました)

 

 

オリーブの植え替え

なんと、昨年の11月にこのブログを開設してたんですね!

記事の初UPをその4ヶ月後にしているアイココです、こんにちは(笑)

 

以前からしたいと思っていた、ハーブなどを育てる暮らし。

2015年の5月頃からマンションのベランダガーデニングで始めました。

 

シンボルツリーがひとつ欲しいな、と思い、最初にオリーブの苗木を購入。

届いた時は5号鉢でした。

 

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オリーブは浅根性といって、浅く広く根を張るタイプ。

たしか届いてから数週間以内に、直径29㎝、高さ15㎝の木の鉢に植え替えました。

 

 

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これで1年〜1年半くらいは大丈夫かな?と思ってましたが、オリーブの根の生長はすごい…  すでに、土の表面に細い根が出てくるほどでしたので、春の植え替えをしてみました!

鉢に沿ってスコップをサクサク入れて、茎の根元を持ち、少し揺すって…  よいしょっ。

 

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根っこがとっても大きくなっています。これ、秋まで放っておいてたらものすごく根詰まりしてただろうなぁ、、今日やってよかった。。

 

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直径は一回り大きく、深さは2倍ほどの鉢へ。

樹形が全体的にななめになっていたので、主幹になりそうなコが上に伸びやすいよう、株をななめにしながら植えました。

 

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これくらいのサイズの鉢に土を入れ水をあげると、重い重い(笑)

木製の鉢で取手付きなので非力な私でもなんとか移動できますが、これがもしテラコッタだったら……ムリです(ーー;)

無農薬のハーブ用土と有機肥料、ココナッツチップを、いつも島根のSORAMIMI さんから買っていて、オリーブにも使っています。

ハーブ苗の通販 無農薬・安心の専門店 | SORAMIMIハーブショップ

 

ちなみに、うちのコはミッションという品種です。

まだ若いので、剪定はもう少し後にしようかな?

 

この木製プランターで、2〜3年はいけるかな…

根っこの整理と土の入れ替え作業を時々しながら、様子を見ようと思います。

あまり巨大化しても困るけど(笑)やっぱりある程度、大きくなってほしい☆

日当たりと風通しの良いベランダで、のびのび育ってね、オリーブさん。

 

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数日、日陰でおやすみしててね〜〜( ´ ▽ ` )ノ